2016年11月6日日曜日

台湾ータロコ(太鲁阁)ー武嶺ーヒルクライム




台湾のアジア糖尿病学会の際に、自転車を飛行機に持ち込み台湾に持っていきました。

















輪行袋は、Amazonで買ったもので、16000円もした。

OSTRICH(オーストリッチ) OS-500トラベルバッグ [ブラック]


分解は、両輪、サドルとハンドル(4つの6角ネジ)。変速機もでかい6角一つを外して、丁寧に梱包して、後輪のフォークの間で固定した。それぞれのパーツをすべて丁寧に発泡シートなどの梱包材で包み、上記のトラベルバッグに入れた。両輪、バッグ、修理道具、着替えなどすべて輪行袋に要られ、重さはだいたい18Kg前後。

フラジールのシールを貼付して、平坦放置。

空港は、東方航空。今回は、上海で乗り継ぎ、桃園空港の格安航空券ですが、次回は必ず直行便が良いと思った。帰りは、上海で1泊にもなったので、時間のロスもあったし、輪行袋は帰りは一度上海空港でピックアップしないといけなかったので、非常に何雑になったし、行動制限にもなった。


台北の宿泊:ホステル、格安ですが、非常に清潔。部屋に冷蔵庫がないのがちょっと不便。台所、トイレ、お風呂もすべて共同利用なので。

フォルモサ 101 ホステル(台湾101 B&B )Formosa101 Hostel

臨江夜市がすぐ隣なので、利用する上には非常に便利。朝になれば、朝市となり、生活する上のほぼ必需品が全部ここで用意できる。

10月29日、発表後、ホテルからタクシーで松山駅にて電車に乗り、花蓮の手前の新城で降りた。

行きは、562 莒光号、17:18松山ー20:06新城 到着
帰りは、561 莒光号、10:26新城ー13:43台北 到着

莒光号は、非常に古い電車で、できたら、これを避けたほうがいいと思います。自転車の置く広いスペースは、車両によってある。チケットは、窓口で予約したほうが良い。台湾到着時にすぐに予約したほうがよい。自強、普悠玛などは、すぐに満席になるから、台湾に到着したらすぐチケットを予約すべき。

ホテルは、立閣人文旅店。最高なホテル。
駅から歩行5-10分、送迎があるので当直したら電話して迎えてもらったらいい。行きは、知らなかったので、自分で自転車を持っていったので、かなり疲れた。




杉のホテル、2015年くらいに新しくできたホテルでとてもいい森の香りが充満している。部屋も大きてく、トイレ、シャワー室もすべて大理石の床。朝の食事は最高。卤肉饭があります。あと、ヘチマもある。周りが閑散しており、食事処が少ないのが唯一の難点かな。タロコにとても近くにあり、立地は最高。


10月30日にいよいよ武嶺ヒルクライム。



10月30日、朝ごはん、7時から10時なので、ゆっくり朝ごはんを食べてから、現地時間8:01からの出発となったため、これは後ほどの失敗に大きく伏線となった。
麓は、ほぼ0海抜で、予報では曇りー雨。朝は、曇、雲の隙間から晴れ空も見え隠れていたが、山の方は重い雲がかかっていた。台湾の天気は不安定、予報から外れることもある。麓では、26.6℃、湿度70%、セミの鳴き声があり、まだ、真夏日という感じ。




自転車の積んでいるもの:
ボトル、2本:1L、スタミナと疲労回復の水。750mlは、サトウキビの絞り(台北の夜市で入手)
空気入れ、
ウィンドブレーカー(緑)
防寒(靴下、手袋、膝当て)後ろのバッグ
修理器具、パンク修理セット(後ろのバッグ)
食料(キットカット数個、餅(新城のお土産屋で調達)、大きなおにぎり(鳥肉+茶叶蛋)

実は、随所、民宿、ガソリンスタンドでも食事調達できるので、最低限のおやつ程度で十分。その時は、知らなかった。これも一つの反省点。



天祥という場所にある最後のセブンイレブン。ここで、無料WiFiも利用可能。タロコ太鲁阁の入り口付近にももう一軒セブンイレブンがあった。














途中、2000メートル付近の慈恩果园民宿のランチで、ブダ角煮ご飯は最高だった。そして、甘酸っぱい小さな林檎も最高にうまかった。高かったが、、、ご飯50台湾ドル、りんご2つ50台湾ドル。合計、150台湾ドル。日本円では、3倍掛けての約450円前後。日本円では大した金額ではないが、地元の人にとっては非常に高価なものとなる。台湾の月収は、せいぜい25000台湾ドルだからね。麓では、一回の100台湾ドルならりんご2斤(1キロ)も買えるだろうから。

途中、台湾地元と香港のライダーにも会い、友達となり、お互い励まし合い頑張りました。彼らは、先程の民宿で一泊する予定だった。

1週間前の台風襲来したばかり、土砂崩れが1,2箇所があった、そこは、ロードバイクから降りて押して通った。台湾の方が非常に情熱で暖かく、車窓から手を出して、頭を出して応援してくれたら、声をかけてくれたりした。

1500-2500の範囲では、霧雨、濃霧。2500以上では、透き通るような青空。立派な雲海が見れた。

3000までなとか漕いで行けれたが、3000メートル付近から、息切れ、酸欠状態を感じた。目の前がくらくら、チカチカするようになった。観光客と交流するときにもあんまり長く喋れなくなった。

3000-3200は、一度、ほとんど押して登ったような感じでした。勾配は、決して登れないようなものではないが、おそらく、酸欠と筋肉疲労のせいだと思いう。

頂上に到着したのは、17:30、ギリギリ日没前でした。3275メートル。最高の達成感と満足感でした。気温は、9℃前後で、しばらく居ると寒く感じるような天気。午後なら問題がないと思いますが、それから、一瞬にして真っ暗になってしまって、頂上で満天の星空が落ちるばかりの距離まで接近している感じ。密集恐怖症の人なら見上げられないくらいの星々。








10Km、真っ暗闇のなか、下ったが、民宿のシャトルバスの方に大丈夫かと尋ねられ、結局3500台湾ドルで車で下山することを選んだ。結局、景色がどうせ楽しめないのだから、お金で安易を買うのが懸命かと思った。

ライトは:

HL-EL620RC
Nano Shot [ナノショット]


使用時間:
点灯(ハイ):約1.5時間点灯(ロー):約3時間
点滅: 約12時間 


UNO [ウノ]
使用時間:
点灯:約15時間点滅:約60時間
ナノショットでは、たぶん、残りの距離を考えたら、明らかに不十分。10Kmの下りとはいえ、中には、坂道も含まれていたり、真っ暗闇で、電気を節約しようとして、、ウノのみにしていたこともあり、時速約18キロしか出ていなかった。10kmで、約30分かかった。残りの距離は80キロもあり、4時間かかることは、間違いないだろう。ナノショット+ウノだけでは、そもそも照明自体も十分に賄えなくなることが考えられる。こういうときは、もう少し夜道を想定して、十分な照明器具を積むべきと反省した。





反省点:

正しい日帰りプラン:
朝、5時出発、途中のセブンイレブンで朝食を済ましていていく。
食料、水など最低限にして、途中の民宿、ガソリンスタンドなどで食事補給、水分補給する

もしくは、2000メートルの慈恩果园民宿で一泊して翌日に登頂するなど。

十分な照明器具を積むべきと。少なくとも、8時間しっかり明るく照明できるものを積むべき。あと、尾灯もソーラー充電ものをメインにしたので、頂上までほとんど霧だったので、山頂ではほとんど消耗しきった。尾灯も明るいものを予備に持っていかないといけなかった。

お金は、5000台湾ドルあれば、十分であろう。日本円にすると、15000円くらい。